長谷川 時生

日本形成外科学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
日本マイクロサージャリー学会会員
点滴療法研究会会員

経歴

1983年 慶應義塾大学医学部卒業
  同年 慶應義塾大学医学部形成外科学教室入局
1989年 平塚市民病院形成外科医長
1992年 済生会中央病院形成外科医長
2004年 名古屋形成クリニック医長
2008年 銀座トキオクリニック院長(-2009年3月)
2011年 あきたすてらクリニック開業

専門分野

超高濃度ビタミンC点滴によるガン治療の研究、施術。点滴療法研究会(http://www.iv-therapy.jp/)に所属し、安全性の高いプロトコールに従った治療を行う。

高濃度ビタミンC点滴治療とは

抗がん治療としてとして最近注目されている有望な代替治療の1つ。
ビタミンC50-100gを点滴投与すると、細胞外組織に過酸化水素(H2O2)が生成し、正常細胞に影響を与えずに癌細胞の核濃縮・細胞死を誘導するという理論(注1)に基づいています。2005年にアメリカの国立衛生研究所(NIH), 国立ガンセンター(NCI), 食品薬品局(FDA)の研究者が共同で、高濃度ビタミンC点滴療法が癌の化学療法剤として可能性があることをアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)に発表し、2006年同じグループの研究者らが高濃度ビタミンC療法の著効した3症例をカナダ医師会雑誌に発表しました。現在、米国ではカンザス大学やジェファーソン大学で卵巣癌や悪性リンパ腫の治験が行われており、国内では東海大学血液腫瘍内科で再発悪性リンパ腫患者に対する臨床試験が予定されております。
本治療の安全性はほぼ確立されており、がん患者の方のQOLの改善効果にはかなりの期待ができる副作用の非常に少ない癌治療として米国約1万人の医師・自然療法医・統合代替医療医が導入し、各地で高濃度ビタミンC点滴療法の研修会が開催されています。日本国内では点滴療法研究会などを中心に実施医療機関が急速に増加しています。

ドクターより

超高濃度ビタミンC点滴では、ガン治療および予防において優れた効果を実感しております。その特徴は、

副作用が少ない

点滴中の血管痛、まれに手足のしびれなどが報告されていますが、副作用がきわめて少ないためがんの標準治療(手術、化学療法、放射線治療)と併用することも可能です。

適応性が高い

あらゆる癌種に試してみる価値があります。
代替治療を希望される方/標準治療と併用されたい方/標準治療をお受けになれない方/化学療法、放射線治療の副作用を軽減されたい方にお薦めです。

下記に当てはまる方はお受けになれないことがあります。

  • 全身状態がきわめて悪い方
  • 心不全のある方
  • 腎機能の悪い方
  • 腹水、浮腫の強い方

またG6PD酵素欠損のある方はお受けいただけません。
※G6PD酵素は赤血球の膜酵素の1つで、酵素欠損があるか否かは血液検査で調べられます。点滴治療開始前に検をします。

診療の流れ

初診日

可能であればお持ちの検査データ(血液検査、病理検査、画像検査など)をご持参ください。診察の上、必要な検査(G6PD、血中ビタミンC濃度など)を行います。IVC治療にご同意いただければ、当日は25gのビタミンC点滴(約45分)をお受けいただけます。

次回以降点滴日

50gビタミンC点滴(約80分)週1から2回を目安に開始いたします。
適宜ビタミンC血中濃度を測定し、治療域の血中濃度を保つため以後25gずつ増量します。通常50gから75gで治療域を保てます。
治療効果をみるには最低3カ月の継続が必要ですが、QOLの改善は比較的に早期に認められることが多いようです。効果が確認できれば最初の半年は週2回、次の半年は週1回、2年目の半年は月2回、次の半年は月1回の治療を目安とします。ただし個人のがんの進行度によって違いがあります。

当クリニックでは担当医が点滴療法研究会に所属し、推奨されるプロトコールに準拠して治療をおこなっています。詳しくはお気軽にご相談ください。

料金のご案内

初診時カウンセリング(1時間) 10,500円
血液検査(超高濃度ビタミンC) 10,500円
ビタミンC 25g点滴(50分) 26,250円
ビタミンC 50g点滴(90分) 31,500円

(注1)
薬理学的濃度のアスコルビン酸の腫瘍殺傷効果メカニズムについて
高濃度ビタミンC点滴によって血管内に入ったアスコルビン酸は腫瘍組織の細胞外液に移行する。組織間液内でアスコルビン酸は酸化されアスコルビン酸ラジカルに変わり、金属タンパクの触媒作用により酸素分子に電子を供与しスーパーオキサイドラジカル(O2-)を発生させ、結果的に腫瘍殺傷効果のある過酸化水素を発生させる。血液中ではこれらの反応は最小化されている。
(PNAS August 12, 2008 vol. 105 no. 32 11105-11109より)

過酸化水素による選択的細胞死のメカニズムについて
薬理学的アスコルビン酸濃度は細胞外液にH2O2(過酸化水素)を発生させる。過酸化水素は細胞内に拡散して入り込み、図のように3つのメカニズムによってATPの産生が低下する。感受性のある細胞(がん細胞)内ではATPが枯渇し、細胞死をもたらす。
一方、正常細胞ではATP産生を主に好気的代謝にたよっており、さらにがん細胞ほどには過酸化水素に感受性が強くない。このために薬理学的アスコルビン酸濃度下でも正常細胞は障害を受けない
(PNAS _ May 22, 2007 _ vol. 104 _ no. 21 _ 8749ミ8754より)